この記事では、新潟・佐渡島へ日帰り旅行へ行ってみて感じた注意点や行き方を紹介します。
2024年7月に世界文化遺産へ登録されたので気になっている方も多いのではないでしょうか。
車なし&新潟からの日帰り旅行で行ったので、似たような状況の方や佐渡島旅行を計画している方の参考になれば幸いです!反省も含まれますが、こちらも含めて参考にしていただけると嬉しいです♪
- 新潟旅行へ来たので世界遺産に登録された佐渡島へ行ってみたいと思っている方
- 車なし&日帰りでの佐渡島旅行を考えている方
- 佐渡島への日帰り旅行を検討している方
佐渡島、どこにあるの?
佐渡島へは新潟からカーフェリーかジェットフォイルに乗って行くのが一般的です。
乗船時間はカーフェリーの場合は片道約2時間半、ジェットフォイルの場合でも片道約1時間かかります。
新潟へは下調べゼロで行ったので、正直こんなにも時間がかかるとは思っていませんでしたが、せっかく新潟まで来たので勢いで佐渡島へ向かいます!
フェリーで30分くらいで行けるのかな、なんて思っていましたが想像以上に遠かった…無知って怖いですね。
ちなみに、新潟旅行を決めた理由は「どこかにビューーン!」で選ばれたから。目的地を決めた上で行く旅行も楽しいですが、行き先を決めてもらってそこから目的地を考えるのも案外楽しいです。
「どこかにビューーン!」ってなに?と思った方はこちらの記事も合わせてどうぞ。
佐渡島行きの船の予約
さて、長い時間船に乗る必要があることがわかったので、次は船の予約をします!
佐渡島行きの船は2か所から出ています。新潟駅からバスで15分くらいのところに位置する新潟港、もう一つは、上越妙高駅から車で30分くらいのところにある直江津港です。
今回は新潟駅に宿泊していたので新潟港を選択します!
船のタイプは、カーフェリーとジェットフォイル!
カーフェリーは往復で約6000円(2等席)で行けますが、ジェットフォイルは往復で約14,000円くらいかかります。
ただ、ジェットフォイルであれば1時間程度で佐渡島まで行けるので、この辺りは時間を優先するか価格を優先するかにもよるかと思います。
船の予約や詳細の確認は、こちらの公式サイトからチェックすることができます。
今回は新潟港から佐渡島へ向かいましたが、この時に悩んだことが船の事前予約が必要なのかどうかということ。
結論、当日購入することもできましたが、船の定員もあるので事前購入をしていた方が安心かと思います。
ただし、予約後にメールへ送られてくるバーコードはチケットではないのでご注意ください。チケットと引き換えるためのバーコードなのでご注意を!
いざ、佐渡島へ!
いよいよカーフェリーに乗船です!
乗船は出発の20分前から開始されました。何だかドキドキワクワクします!
カーフェリーの船内は想像以上に広く、船内探索をしているだけでも楽しいです。
船酔いの心配をしていましたが揺れを感じるようなことはほとんどありませんでした。
行きは始発のカーフェリーだったので、爆睡していたらあっという間に到着しました!周りの方々もほとんど爆睡状態。笑
日本海を見ているだけでも楽しい!
ちなみに、2等席は自由席なので早めに佐渡港へ行き、席取り合戦に参加することをおすすめします!
お盆シーズンに行ったたため、通常よりも混んでいるシーズンだったかとは思いますが船内は満席状態。
いい席を獲得することを狙うのであれば早めに佐渡港へ行く、若しくはお金を払って1等席に乗る必要があります。
これまた、時間 or お金のどちらを優先するか問題ですね。笑
海を見たり、船内探索をしたり、居眠りしたり、お喋りしたりしていたらあっという間に佐渡島に到着!
トキ(朱鷺)が出迎えてくれます!佐渡島といえばトキですよね〜かわゆい。
いざ、史跡佐渡金山へ!
さて、両津港に無事に到着!時刻は8時30分です。
佐渡島といえば、世界文化遺産に登録された佐渡金山ということで路線バスに乗って佐渡金山へ向かいます。
佐渡金山が位置するのは佐渡島の西側。両津港とは真逆の位置にあります。
今回、私たちは路線バス移動で佐渡金山へ向かいましたが、日帰り&バス移動での佐渡島は予想以上に大変でした…
バスの本数は少ないですし、乗り換えもあるので、効率よく観光したい方にはあまりおすすめできません。
佐渡島を存分に満喫したい方は、レンタカーを借りる、若しくは佐渡島に泊まるってみることをおすすめします!
ただ、今回の私たちのように取りあえず佐渡島へ行ってみたい!佐渡金山さえ見れればOKという方は、日帰り&バス移動でも観光することはできると思います!
路線バスに乗ること乗り換えも含めて約1時間半、無事に佐渡金山へ到着です!
往復バスで移動する方は佐渡1dayパスがおすすめ!若干ではありますが安くなります。
早速、チケットを購入します。
ガイド付山師ツアーやアイランド・ミラージュというMR体験コースでなければ事前予約は不要です。
宗太夫坑と道遊坑の両坑道を見学するコースを選びました!こちらのコースを選択している方がほとんどだったと思います。詳細はこちらの公式サイトからチェックすることができます。
ちなみに、穴の中ですがかなり寒いです!本当に寒いです!!!
下調べせずに行ってしまったのでノースリーブにカーディガンという装いでは寒すぎました・・・
約10度でかなり寒いので夏に行く方はご注意ください!
まずは、約30分のコースの「宗大夫坑」へ!ここでは江戸時代の坑道の採掘の様子が再現されています。
仕事は過酷で短命だったとのことで、江戸で職に就けない方々が連れてこられたとのこと。
人形の模型も展示してあるので当時の仕事がイメージできます。
続いて「道遊坑」へ!約40分のコースです。
江戸時代後期には金も取れなくなってしまったようです。ただ、明治時代に近代的な方法で再採掘ができるようになり、再び金の産出量は増えたとのこと。坑道内にはトロッコ列車のレールも残っていました。
最後は、名物の金箔アイスクリームを食べて佐渡金山観光を終了します!
真夏のアイスクリームは最高です◎
さて、帰りのバスの時間まで少し時間があるので、佐渡島のラピュタと呼ばれる北沢浮遊選鉱場跡へ立ち寄ります。
映画「天空の城ラピュタ」の世界観を彷彿させると人気の観光スポットになっています!
確かにラピュタっぽい!中に入ることはできないので外から写真を撮ります!写真を撮るだけなので所要時間は10分くらいでした。
帰りのカーフェリーの時間もあるので、早々に北沢浮遊選鉱場跡を後にして歩いてバス停まで向かい、バスに乗り込みます!帰りのバスも爆睡です。笑
帰路、新潟駅まで
無事、両津港まで戻ってきました!時刻はすでに15時半。
この時間までお昼ご飯を食べないまま過ごしたので流石にお腹が減りました…
佐渡金山に飲食店があるのかなと期待していましたが、アイスクリームやコーヒーのみで食事系のメニューはありませんでした。佐渡金山付近で昼食を食べようと考えている方はご注意ください!
両津港のカフェで軽くホットドックを食べ、カーフェリーに乗り込みます。
行きと同様に満席状態。船のデッキに出て海を眺めながら新潟まで向かいます。
ちょうど夕方だったので、沈みゆく夕陽を船から見ることができたので大満足!癒されます◎
まとめ:さぁ、佐渡島へ行こう!
以上、新潟から佐渡島へ日帰り旅行した旅行記をご紹介しました!
さすがに無理があったかなと思うスケジュールでしたが、案外楽しむことができました。
佐渡島を満喫するのであれば、レンタカーを借りて効率良く回ったり、佐渡島に宿泊する方がおすすめかなと思いますが、取りあえず佐渡島へ行ってみたい、船に乗ってみたい、海を見てみたいという方にはおすすめできるかなと思います。
新潟へ行く機会がある方はぜひ佐渡島へも足を運んでみてください♪